寄付:世界遺産の森保全に アサヒビール、売り上げの一部を /和歌山

2011年7月31日
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アサヒビール(本社・東京)は、県の世界遺産周辺森林の整備・保全に役立ててもらおうと、仁坂吉伸知事に売り上げの一部を寄贈する申し出を行った。

 09年に始めたプロジェクトで、今回は第5弾。9月上旬~10月下旬に製造されたスーパードライ1本につき1円を、財団法人・県緑化推進会の「世界遺産の森林を守ろう基金」に贈る。この日、野原優・近畿圏統括本部長が「ビールを通じて、社会貢献をしたい。継続することが大事で、形はどうなるか分からないが、来年以降も何らかのお役に立てれば」として、申し出書を手渡した。仁坂知事は「自然豊かな和歌山が整備されることは、ありがたい。ビールを飲んで、体を冷やしましょう」と応じていた。

 同趣旨の寄付はこれまでの4回で、約1501万円になっている。【嶋谷泰典】
毎日新聞 2011年7月29日 地方版


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