資生堂、新たなCO2削減目標を策定

2011年6月19日
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資生堂は、新たなCO2削減目標を策定したことを6月15日発表した。

具体的な削減目標は、次の通りである。
【CO2削減目標 対2009年度比】
●国内
・生産事業所 
2013年度:15%削減
  2020年度:20%削減
・非生産事業所
  2013年度:5%削減
  2020年度:14%削減
●海外
・生産事業所
  2013年度:20%削減
  2020年度:23%削減
・非生産事業所
  2013年度:4%削減
  2020年度:11%削減
研究開発から廃棄まで 全過程での環境対応を強化
資生堂では、これまでもCO2削減目標を掲げ、国内生産事業所において補完的措置として「排出権取引」を活用、8000トン超を行使し、1990年度比(原単位)で15%削減の目標を達成したり、海外生産事業所においてアメリカの工場「Shiseido America Inc.」の太陽光パネルの導入などにより、2007年度比(原単位)で10%削減という目標を約20%上回る実績で削減するなどの成果をあげてきた。

今回の、新たなCO2削減目標では、研究開発・原料調達から、商品が顧客の手に渡り、使用後の商品容器が廃棄されるまでの商品ライフサイクル過程全体での環境対応を強化していく。具体的には、植物由来の容器やバガス紙(※)の積極採用、レフィル配置の強化などに取り組んでいく。

(※)バガス紙:サトウキビから糖汁(砂糖の原料)を搾った後の搾りかすからつくられる非木材紙。廃棄物のリサイクルを促進し、森林伐採を抑制する。

Eco front


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