2011年6月8日
(株)リコーは2日、ビジネス向けタブレット端末と、これに連携するバックエンドシステムでのデータの統合管理により、従来書類で行われてきた手続きを電子化し、ワークフロー効率の向上を支援する「eWriter(イー・ライター) ソリューション」事業を立ち上げると発表した。
タブレット端末「Ricoh eQuill」でデータ蓄積・更新
eWriterソリューションは、ビジネス向けのタブレット端末「Ricoh eQuill (リコー・イー・クイル)」と、バックエンドのデータ管理システム「eWriterワークフローサービス」で構成、 紙代わりのeQuillに記入されたデータを、Wi-Fiまたは3G回線で「eWriterワークフローサービス」に接続することで、サーバーへのデータ蓄積、更新などを瞬時に行えるもの。
これにより、従来必要だった複写、スキャン、保管、廃棄などのプロセスが全て不要になる。なお eQuill本体は、重さ500g以下、厚み9.6mmと持ち運び性に優れ、バッテリーは連続使用で20時間と長いのが特徴という。
同社は用途として、医療記録、文書管理、クレジット・保険の請求処理、家屋やビルの監査及び検査、民間警備会社・警察による報告業務など幅広い分野で活用できるとしている。
ペーパーレス化で生産性向上とコスト・CO2排出削減!
このため、これまでペーパーレス化が困難であった様々な業種・業務にて、顧客の生産性向上と用紙コスト及びCO2排出量の大幅な削減に寄与するとしている。当初は今年の夏から米国で提供を開始し、順次グローバル展開を検討していくとのことだ。
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