機器の消費電力やCO2量など5種類の数値を測定する「ワットモニター」、サンワサプライが発売

2011/02/17
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サンワサプライは2011年2月16日、稼働中の電気機器の消費電力や予想される二酸化炭素(CO2)の発生量、積算電力料金など5種類の測定に対応した手のひらサイズの検電器「ワットモニター」(写真1、型番はTAP-TST8)を発売した。価格は6090円(税込)。

 ワットモニターは、測定したい電気機器と電源コンセントの間に挟む形で設置することで、消費電力などを測定できる検電器。具体的には、積算電力料金(円)、消費電力(W)、積算電力量(kWH)、積算時間(H)、二酸化炭素量(kg)の5種類の情報を、本体前面にある液晶モニターに表示できる(写真2)。表示する情報は、液晶モニターの右横にあるボタンを押すことで切り替え可能となっている。

 どんな機器がどの程度電力を消費しているのかを定量的に把握できるため、家庭やオフィスでの省エネに役立てることができる。またこのような検電器は、パソコンの自作を趣味とするユーザーが、パーツごとの消費電力を測ったり、ベンチマークテストなどで負荷をかけた場合にCPUやGPUの消費電力がどう変化するかを調べたりする目的でもよく使われている。

 本体の外形寸法は60mm(幅)×42mm(奥行き)×59mm(高さ)で質量は98.0g。定格電圧は90~110V、定格容量は15A・100Vで、合計1500Wまでの測定が可能となっている。

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