2011年02月14日
JR東日本(渋谷区)は2月8日、省エネルギー・再生可能エネルギーなどさまざまな環境保全技術(エコメニュー)を導入する取り組み「エコステ」を開始し、エコステのモデル駅第1弾として今年春から中央線四ツ谷駅の改良工事に着手すると発表した。
エコステは「一歩進んだ省エネルギー化の推進(省エネ)」「再生可能なエネルギーの積極的な導入(創エネ)」「お客さまが『エコ』を実感できる施設の整備(エコ実感)」「人と環境の調和により活気を創出(環境調和)」の4つの柱の下、取り組みを進めていく。
四ツ谷駅では、省エネ設備の導入とともに駅社員が積極的に省エネに取り組むことで二酸化炭素(CO2)排出量40%の削減を目指す。総事業費は約10億円。2011年度中の完成を目指す。
導入を進める主な設備は、ホームやコンコースへのLED照明の導入や昼間の電灯消灯のための採光用天窓の設置、赤坂口の駅舎屋上への太陽光発電の設置、太陽光発電の発電量などを知らせるエコ情報表示板の設置、駅舎屋上へのポケットパーク(小公園)の設置、ホーム上家・擁壁の緑化など。ポケットパークには駅ビル「アトレ四谷」からの出入り口を新設し、一般へ開放する予定。
同社では今後、「エコステ」モデル駅の取り組みを順次進めていく予定で、現在、京葉線海浜幕張駅での検討を行っている。
市ヶ谷経済新聞
タグ: コト, 二酸化炭素, 国内 :: IN JAPAN, 地球温暖化