2011年04月07日
伊勢丹新宿店(新宿区新宿3、TEL 03-3352-1111)本館6階で4月6日、nendo(佐藤オオキさん)がデザインしたベルオルゴールをクリエーター57組がカスタマイズした「ベルオルゴール コレクションFor more trees」が始まった。日本の「ものづくり」「美意識」に伊勢丹独自の解釈・視点を加え、新しい「日本の魅力」を全館で提案する「イセタン ジャパン センスィズ」の一環。
坂本龍一さんをはじめ100人以上の発起人・賛同人で設立された森林再生プロジェクトに取り組む「more trees(モア・トゥリーズ)」。この活動に賛同し、間伐材(国産ヒノキ材)を中心に活用。小田原漆器のろくろ技術を使い加工したオリジナルオルゴール「ベルオルゴール」が制作された。
デザインを手掛けたのは、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックなどジャンルを超えてグローバルに活躍する日本人デザイナーのnendo(佐藤オオキさん)。ベルをモチーフに3タイプのオルゴールをデザインした。初回制作の100点は1点ずつ各7,900円で販売する。オルゴールの楽曲は「虹の彼方に」「エンジェル オブ ミュージック」「スモールワールド」「主よ、人の望みの喜びよ」「戦場のメリークリスマス」の5曲から選ぶことができる。
このオリジナルモデルをプラットホームとして、日本を代表する57組のクリエーターがカスタマイズした作品を展示する。キャンドルアーティストのCandle JUNEさん、俳優の伊勢谷友介さん、漫画家の辛酸なめ子さんをはじめ、ファッションデザイナー、フラワーアーティスト、イラストレーター、モデル、建築家、手芸家、ブックデザイナーなどさまざまなジャンルのクリエーターが個性豊かな創作を施したベルをそろえる。「企画は昨年10月ごろからスタートしたが、皆さんの制作期間は1カ月ほど」と同店リビング営業部商品担当部長の相馬さん。
世界に一つだけのオルゴールは抽選により販売(1点ずつの販売、各2万1,000円)。同展の会場かホームページのエントリーシートで9日12時までに申し込みを受け付け、同日14時から会場で行われる公開抽選会に立ち会うことが必要。商品は会期終了後に引き取れる。
「このベルオルゴールには心に響くメッセージがきっとある」と相馬さん。
営業時間は10時~19時(4月9日、10日は20時まで。最終日は18時まで)。今月11日まで。
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