炭作りの大変さ学ぶ 九重町・東飯田小児童

2011.03.16

九重町の東飯田小学校(豊国隆信校長)の4年生17人が14日、町内松木の「九重宝夢(ほうむ)工房協議会」(岩下恒之会長)で炭焼き体験をした。

 同工房は高齢者の生きがいや健康づくりのための木工、竹細工などの軽作業所。高齢化などで手入れができなくなった山林などの雑木や竹を切って白炭や竹炭を製造している。

 児童たちは県の森林環境税で購入したまき割り機で木を割る様子を見学。炭を焼いている窯の中を見せてもらったり、炭出しを手伝わせてもらったりして、炭焼きの仕事を体験した。作業後は炭で焼いた餅やシシ肉に舌鼓を打った。

 井上悠輝君(10)は「炭を作るのを見たのは初めて。木を切ったり、熱い窯の近くで作業したり、炭作りの大変さを知った」と話した。

<大分合同新聞 2011.03.16.>

hj


タグ: ,