民間による水源地などの森林や土地の取得が相次いでいる北海道で、外国資本企業や外国人が取得した私有林が33カ所820ヘクタールに上ることが26日、道の調査で分かった。中には陸上自衛隊施設を一望できる高台の森林も含まれていた。
調査結果によると、取得しているのは、中国やシンガポール、オーストラリアなど10カ国の企業や個人。倶知安町や留寿都村、幌加内町などでの取得が目立つという。
平成20年に英領バージン諸島の企業が倶知安町に取得した森林は、陸上自衛隊駐屯地から半径2キロ圏内の高台にあるほか、自衛隊や警察署など治安維持施設周辺で外資が取得した森林は27市町村で54件、579ヘクタールに上ることも分かった。
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<産経ニュース(2010.11.26)>