森と遊んで自然を知ろう―。23日、南足柄市内山の21世紀の森で日立製作所とグループ9社が主体となって、同社の社員、家族連れら150人が参加、生態系の保全について学んだ。
日立が取り組んでいる「ITによる地球環境貢献プラン」の一環で、この日は午前10時から午後2時すぎまで「間伐作業」「下草刈り」「自然観察」「木工クラフト」などに、インストラクターの説明を聞きながら汗を流した。
木工クラフトでは、ヒノキの間伐材を利用してマイ箸(はし)作りに挑戦。小学生から大人まで、かんなやヤスリを使って自分の好みに合わせて丸箸や角箸を作った。また間伐作業では、集合場所からさらに奥の林に分け入り作業。伐採された木を輪切りにしてそれぞれが記念に持ち帰った。
<カナロコ(2010.10.23)>