森林セラピーの体験イベントが9日、奈良県吉野町の龍門地区であり、避暑を兼ねて訪れたシニア世代の男女ら7人が森の中を散策してリフレッシュした。
吉野ビジターズビューロー(旧吉野町観光協会)が企画した。参加者は、仙人伝説がある「神仙峡・龍門の里」コースの約6キロを地元の案内人と歩き、木漏れ日を浴びながらハンモックに揺られたり、瞑想(めいそう)にふけったりした。
森の中は平野部と比べて体感温度が約4度低いといい、上牧町の無職小糸?夫(いくお)さん(70)は「澄みきった空気を、お腹いっぱい吸いました」と笑顔を見せていた。