2013年5月27日
日光市小倉山の国有林で二十六日、「森林と野鳥に親しむつどい」があった。参加者たちは、林内での野鳥観察や木工工作などを通して、自然とのふれあいを楽しんだ。
未就学児童から七十代まで二十人が参加。午前中は、日本野鳥の会県支部の遠藤孝一副代表(54)らの案内で、スギを間伐した林で、双眼鏡を手に野鳥を観察した。キビタキやサンコウチョウなど十四種を確認し、さえずりに耳を傾けた。
午後は、近くの施設内で木工工作に挑戦。参加者たちはコナラのドングリやクルミの実などを使った風鈴作りに取り組んだ。
昨冬にあったつどいに続いて宇都宮市から参加した鎌倉美代子さん(69)は「キビタキなどきれいな野鳥を観察できてうれしかった」と話していた。
つどいは、小倉山の国有林を管理する日光森林管理署が、二〇〇四年十二月から毎年、五月と十二月の二回、開催している。(石川徹也)
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