2013年04月19日
琵琶湖の水源である森林の保全に協力しようと、「琵琶湖森林づくりパートナー協定」が京都信用金庫(本店・京都市)と上仰木辻ケ下生産森林組合(大津市)の間で締結された。同信金は今後5年間、年間30万円の森林整備費を支援する他、信金職員がボランティアで植樹や間伐を手伝う。
協定は県条例に基づき、県が企業と森林所有者を仲介し、森林保全につなげるのが目的。締結は18例目で、金融機関は初めて。同信金は1974年、大津市信金と合併。県内に13支店ある。
大津市の県公館であった締結式で、同信金の小倉純・滋賀本部長は「地域に根差した金融機関として、琵琶湖に恩返しができれば」とあいさつした。立会人の嘉田由紀子知事は「森あってこその琵琶湖。今後もパートナーを増やしたい」と歓迎した。【加藤明子】
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