2013年04月20日
中津市の耶馬渓ダム周辺に広葉樹を植えている「耶馬の森林(もり)育成協議会」(会長・新貝正勝中津市長)が、今年の緑化推進運動功労者として総理大臣表彰を受ける。全国で13の個人、団体が受賞。26日に東京都内で授賞式がある。
協議会は耶馬渓ダムから北九州市まで、上水道や工業用水が安定的に送られるようになった1998年度に設立。現在は中津市や北九州市、行橋市など9自治体で構成している。
毎年、各自治体が参加者を公募して「植樹の集い」を開催。これまで約2ヘクタールにモミジ、ヤマザクラなど約5千本を植えた。
新貝会長は「山国川流域の自然が、豊かな水をもたらしている。命の水を安定して供給できるよう、今後も流域住民が県境を越えて一体となり、活動を続けていきたい」とのコメントを出した。
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