2012年10月23日
「いのちを守る『希望の森づくり』プロジェクト」を進める掛川市で22日から、写真展「蘇(よみがえ)る山々の緑〜日本のいまむかし」(主催・国土緑化推進機構、毎日新聞社、共催・掛川市)が始まった。本庁舎2階テラスで11月7日まで(開庁日の午前8時半〜午後5時15分)。
浜松市天竜区の杉林を撮った「天竜美林」や昭和初期ごろに静岡市内で撮影したと思われるワラビ採りの風景写真、青森県から秋田県に広がるブナの天然林を写した「白神山地」などのパネル24枚が展示されている。
開会式で松井三郎市長は「掛川市域の約半分はだが衰えも目立つ。保水力を保ち洪水を防ぐなどの役目は大切。多くの市民が関心を持って写真展を見に来てほしい」とあいさつした。
同プロジェクトの一環として掛川市は今月27日、建設中の中東遠総合医療センター(同市菖蒲ケ池)で植樹祭を実施する。市民約3000人が参加して約2万2500本の広葉樹の苗木を植える計画だ。植樹祭の問い合わせは同市地域支援課内の事務局(0537・21・1150)。【舟津進】
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