市民収集の間伐材を買い取り

2012/5/4
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雲南市は6月、木質バイオマスエネルギーの普及に向け、森林に放置された間伐材を市民が収集・搬出する事業を始動させる。搬入木材を1立方メートル当たり6千円で買い取り、現金と、同市内の商店での買い物に使える地域通貨を各3千円支払う仕組み。森林保全と地元商店の活性化を同時に図る狙い。

 島根県内では、2011年10月に津和野町が、森林所有者による間伐材の出荷額に地域通貨を上乗せして支払う事業を始めたが、一般市民参加型の試みは初。市は5月11日まで作業に当たる市民を募っている。

 12年度は掛合、吉田町の市有林各1カ所(計約320ヘクタール)を作業対象とする。林業者が間伐後に残す低質な放置材を集め、トラックなどで市内に設ける保管庫に運んでもらう。現金と通貨の支払いは林業者や建設会社7者でつくる「新エネルギー供給事業体」が担う。市は初年度の関連事業費5500万円を12年度当初予算に計上、うち300万円を収集・搬出の支払いなどに充てる。

中国新聞


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