木曽町、生ごみ処理器モニター募集

2012年4月3日
photo157662
木曽町環境協議会(エコネットきそ)は、カラマツの間伐材を使った
家庭用生ごみ処理器のモニターを募っている。微生物を使って堆肥を作る容器で、今後の普及に向けて有効性を確認したり、課題を探ったりする。

処理器は高さと奥行きが六十センチ、幅一メートル。ヨーグルトや納豆を使って作ることができる「えひめAI(あい)-2」と呼ばれる微生物資材に、
もみ殻やぬかと生ごみを混ぜて入れて発酵させ、堆肥にする。電気は使わない。
町内の男性が発案した製品で、町内では農産物加工施設みたけグルメ工房などが導入している。

モニター用には四つを用意。できれば町内の日義、福島、三岳、開田高原の
四地区に貸し出し、異なる気候条件でうまく機能するかを試したいという。

協議会住民運動部会の稲垣康部会長は「こうした処理器の利用を通じ、
循環型社会への関心が高まればうれしい」と話している。

問い合わせは町役場町民課内の環境協議会事務局=電0264(22)4281=へ。 (近藤隆尚)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20120403/CK2012040302000029.html


タグ: , , ,