森林に期待する役割、「災害防止」がトップに

2012年2月19日
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内閣府が18日発表した「森林と生活に関する世論調査」によると、森林に期待する役割(複数回答)のうち、「山崩れや洪水などの災害防止」を挙げた人の割合が最も高く、48・3%となった。

 2007年の前回調査でトップ(54・2%)だった「二酸化炭素の吸収による地球温暖化防止」は45・3%で2番目となった。東日本大震災を踏まえて、防災意識が高まっていることが背景にあるとみられる。

 木くずや廃材、間伐材などからなる「木質バイオマス」の活用策では、「燃やして発電するなどのエネルギー源」と答えた割合が前回比13・6ポイント増の61・2%で過去最高となった。東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、再生可能エネルギーへの関心が高まっていることを裏付けた。

読売新聞


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