2011/10/24
日本の各地で、過疎の問題や自然資源を失いつつあることは深刻な問題です。多くの人がそのことに気付きながらも、変わらず経済社会でジレンマの中にいます。
そんな中「ここにある資源を百年先に残すために」、具体的なモデルを生み出そうとする社学一体の学校「土佐山アカデミー」が、土佐山に開校します。いわゆる学校とは少し違い、参加者は3ヵ月間土佐山に住み込み、ここをフィールドに地元の資源を社会に還元できる仕組みを作っていく、プロジェクトを実践する場。「自然の中で人はどう生きられるのか?」この問いに挑む機会と、ほかの場にも持ち帰れる体験を提供します。
高知県の旧土佐山村は、高知市から車で30分ほどの場所にある人口1080人の小さな集落。高知市は、2005年に吸収合併したこの土佐山を、もっと活かすこができないかと頭を悩ませてきました。そこでたてられたのが「土佐山百年構想」。このことは、以前こちらの記事でも少しご紹介しましたが、その中でもさっそく具体的に形になろうとしているのが「土佐山アカデミー」です。地域の資源を生かして仕事をつくる社学一体の学校として、第Ⅰ期が2012年1月より開校します。
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