2011年8月29日
トヨタ自動車(以下、トヨタ)の中国子会社、トヨタ自動車(中国)投資有限会社(以下、TMCI)は、河北省林業局、豊寧満族自治県林業局と共同で、2011年から3年間で「トヨタ環首都緑色経済圏豊寧植林プロジェクト」を実施することについて合意、8月26日に調印式典を実施した。
式典では、河北省政府からの来賓および、河北省林業局や豊寧満族自治県林業局、またトヨタの関係者が出席した。また、TMCI他、中国のトヨタ関係事業体からボランティアも参加し、植林活動を実施した。
このプロジェクトは、中国においてトヨタが2001年より10年間シャオバーズ郷で実施した植林活動と同様、北京・天津への水源地であり北京を襲う砂嵐の発生地の一つである豊寧満族自治県を含む河北省北部の砂漠化防止を目的とし、地域住民の植林収益による経済的自立を目指す。今回は、特に深刻な砂漠化進行地域であるナンシャーコーズ区域において3年間で150ヘクタールに植林する計画となっている。
トヨタはかねてより、中国で「環境保護」、「人材育成」、「交通安全」の三つの分野を中心に社会貢献活動を幅広く行なっており、今回のプロジェクトもその一環。
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