生涯CO2排出量マイナスに、LCCMデモ住宅が完成 建築研究所

2011年2月22日

建築研究所が、国土交通省国土技術政策総合研究所や日本サステナブル建築協会と共同研究を進めているLCCM住宅のデモンストレーション用が、このほど完成した。茨城県つくば市立原一番地の建築研究所内に建設した。LCCM住宅は建設時や運用時などを含めたライフサイクルでのCO2収支をマイナスにするもの。運用時のエネルギー消費量を大幅に削減すると同時に、その消費量を上回る太陽光発電を導入する。

 これを踏まえ、同研究所は3月24日、LCCM住宅の完成見学会を開催する。同住宅の計画・設計に携わった建築家と研究者がコンセプトや具体的な省CO2手法などを説明する。参加費は無料。定員は300人。2月24日から建築研究所ホームページで申し込み受け付けを開始する。

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