2011年4月11日
(株)パーキテックの吉田哲夫社長が下記の通り提言する。
未曾有の東日本大震災で、日本のエネルギー資源は致命的な打撃を受けました。 この夏、国民は徹底した省電力の、新しいライフスタイルに転換することを、否応無しに求められています。
すべての食品事業者にも、新しい事業スタイルへの転換が求められています。生ごみ処分方法の転換です。
生ごみ1トンを焼却するには、助燃剤として、760リットルの重油が必要です。現在年間100トンの生ごみを排出している事業者さんは、知らぬ間に、年間7万6,000リットルの助燃剤(重油)を消費していることになります。
7万6,000リットルの重油で一体どのくらいの発電が出来るのでしょう。320,000Kwの発電が可能です。これは、標準所帯60戸の1年間の使用電力に当たります。
この夏、生ごみの焼却は、もう許されないのです。
一方、生ごみ1トンを焼却すると、助燃剤の燃焼により、2,050KgのCO2が排出されます。
年間100トンの生ごみを焼却すれば、20万5,000kgのCO2が排出されるのです。
CO2削減を叫ぶ時代、生ごみの焼却は許されません。食品残さ焼却の時代は終わったのです。
新しいスタイルは生ごみの飼料化です。生ごみは飼料化して、省電力、減CO2、食糧自給率の向上に、取組むべき時代になったのです。
(株)パーキテックに関する情報は4月4日の「コダマの核心レポート」を参照されたし。
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