徳島県と徳島森林づくり推進機構は２８日、林業の担い手を育てる「とくしま林業アカデミー」のオープンキャンパスを、徳島市南庄町５の県木材利用創造センターで開いた。
高校生から社会人まで１７人が参加。県職員らから作業の機械化が進んで収益性が高まっていることなど、林業の現状について教わった後、木材を運ぶ機械の操作やチェーンソーでの丸太の切断などを体験した。アカデミーの研修生や卒業生の体験談も聞いた。
友人と参加した池田高校三好校３年の中山昆龍さん（１７）は「重機の扱いは難しかったけど、大好きな山で働けるのが魅力ですね」と話した。
アカデミーは来年４月入学の４期生を募集中。１、２期生計２４人は全員が県内で林業に従事しており、現在は３期生１３人が研修を受けている。問い合わせは機構＜電０８８（６３５）７８１２＞。
