「自伐型林業」テーマに対談 9/9高知市で「ジバツって何」会議(高知)

303bf213db8c18f47d6c5644c924dc8e「自伐型林業」に取り組むNPO法人「土佐の森・救援隊」は、同法人「84(はちよん)プロジェクト」とタイアップして9日、高知市五台山の県立牧野植物園で「『ジバツって何?!』会議」を開く。


「自伐型林業」とは林業者自らが間伐や伐採など行う小規模な森林経営。森林組合や業者に委託して行う大規模な施業よりも、自然環境への負荷が少ない林業として近年注目されている。


高知県の全国一となる森林面積率84%を誇りにする活動をしている「84プロジェクト」の梅原真代表は「自伐」の価値に着目。「救援隊」との共同企画として、今回の会議を開くことになった。

c39a4c30519600b0a4c012dc722cf7df「救援隊」の中嶋健造理事長と梅原代表が「自伐とは何か」をテーマに対談。四万十市や土佐町などで自伐型林業を実践している夫婦4組によるトークも行われる。

梅原代表は「何しろジバツという言葉が分かりにくい。林業の専門家集団である彼らと、コミュニケーションデザインを手掛ける『84』が組んで『自伐』を広く伝えたい」と話す。当日は梅原代表が製作した「ジバツ・アニメ」も披露される。

午後1時から同4時半まで。参加無料。牧野植物園の入園料は必要。問い合わせは「84」事務局の西岡さん(080・3924・3570)へ。

高知新聞