アサヒビール、環境活動に寄付する「四国の水・森に、感謝」を実施

アサヒビールは、「元気な四国へ!さとあいプロジェクト~四国の水・森に、感謝。~」を四国4県(徳島、香川、愛媛、高知県)で9月に実施する。ビール「アサヒスーパードライ」ブランド対象商品の売り上げの一部を各県ごとに設定した自然保護や環境保全活動に寄付する。プロジェクト専用のデザイン缶やラベルも展開する。

さとあいプロジェクトは、四国を愛する思いから四国を元気にするための各種の取り組みを行っている。「さとあい」は各県の旧国名の讃岐、土佐、阿波、伊予の頭文字から採った。プロジェクトでは、四国遍路の世界遺産登録活動や地場産業の支援などを手掛ける。「四国の水・森に、感謝。」もその一環で、今回で12回目となる。

スーパードライの缶500mL・350mLと大瓶・中瓶、「ドライプレミアム豊穣」の缶500mL・350mLと中瓶、「スーパードライドライブラック」の缶500mL・350mLの9月製造分を対象商品にする。県ごとの販売数量に応じて計算し、売り上げ1本あたり1円を寄付する。環境保全活動に寄付することを明記した専用デザイン缶・ラベルで出荷する。

寄付は、徳島県が進める「とくしま協働の森づくり事業」、香川県内の小学校の校庭芝生化や県植樹祭、愛媛県の緑化苗木の植栽や森林保全活動、高知県が推進する仁淀川の清流保全などに利用する。これまで11回の寄付の累計額は徳島県で2155万684円、香川県で2509万5813円、愛媛県で4323万9359円、高知県で2183万2439円になっている。

(日経BP環境経営フォーラム)