木を感じて遊んで 「楽つみ木ひろば」に110人【佐賀】

SAG2014082699000181_id1_20140826111027夏休みの親子連れが積み木遊びを楽しむ「楽つみ木ひろば」が24日、佐賀市立図書館で開かれた。親子約110人が木製の積み木で思い思いの造形に取り組んだ。

「佐賀のつみ木おじさん」として知られ、森林保全や環境サポーターとしても取り組むNPO法人ビッグ・リーフ専務理事の久保基行さん(62)が講師役となり、「森には人が生きていくうえで必要な木や酸素をつくる重要な役割がある」と木の大切さや森の魅力を説明した。

子どもたちは「五感を使って木を体感して」というアドバイスに沿ってたたいて音を聞いたり、においをかいだりした。その後、ヒノキの間伐材でできた四角や台形、板状の3種類500個の積み木で家や橋、線路など好きなものを作り、最後は皆の作品を集めて広場をつくり上げた。

主催した「図書館を友とする会・さが」代表の園部節子さんは「創造性を育むと同時に、親子で自然や環境についての意識を高める機会になれば」と話した。

佐賀新聞