市民ら、木の良さ体感 倉吉で「山の祭り」【鳥取県】

IP131027TAN000028000山の恵みに感謝する「第11回山の祭り」(鳥取県中部森林組合、県中部建築工務士会主催、新日本海新聞社など後援)が27日、倉吉市駄経寺町の倉吉パークスクエアをメーン会場に開かれた。木工教室をはじめ、木に触れ合う多彩なイベントが繰り広げられ、市民らでにぎわった。

木工体験を楽しむ家族ら=27日、倉吉市駄経寺町の倉吉パークスクエア

毎年恒例のイベントで、木造住宅の良さを再認識してもらう「住宅デー」と同時開催。倉吉市関金の道の駅「犬挟」の会場では、植樹やしいたけ狩りなども行われた。

木工教室では、家族連れらが協力して本棚や椅子の製作に挑戦。子どもたちは使い慣れない工具の扱いに苦労しながらも独自の作品を作り上げていた。

また、会場に設けられた飲食コーナーでは、竹の子入りの焼きそばやハチの子入りご飯など山の幸を使ったオリジナル料理のほか、農産物、海産物が格安で販売され、来場者が次々に買い求めた。

木工教室に参加し、初めて金づちを持った河北小1年の木嶋啓介君は「物作りは楽しい」と話していた。

日本海新聞