山形、線路守る防災鉄道林の植樹 地元住民ら千人で苗木約1万本

201309280006_001山形県米沢市のJR奥羽線関根―米沢間で28日、吹雪や土砂崩れなどの自然災害から線路を守る「鉄道林」の植樹が行われた。JR東日本職員に加えボランティアの地元住民ら約千人が参加し、ブナやシラカシ、ミズナラなどの苗木約1万本を次々に植えていった。

植樹した木は約20年後、成長して防災林としての機能を果たせるようになるという。 鉄道林は、明治時代に青森県の野辺地駅で雪を防ぐため植えられたのが最初とされる。現在、東北地方で約1500ヘクタール分が植林され、時間がたって枯れてしまった木を順次植え替えて機能を保っている。

西日本新聞