間伐材の有効利用

IMG_4721株式会社森林管理の作業報告ブログより

湯河原町の個人所有林で行った間伐作業ででたヒノキ材を、新進気鋭の英国人デザイナー、ピーターマリーゴールドさんの作品に使っていただきました。
会場は、六本木の東京ミッドタウンにある、21_21 DESIGN SIGHT。
4月24日から開催されている「ポスト・フォッシル:未来のデザイン発掘」展です。
展覧会ディレクターは、世界的な活動とトレンド分析で知られるリー・エデルコート。
その彼女が認めた、「ポスト・フォッシル時代のクリエイター」と名づける、新世代のデザイナーやアーティストを10カ国から71組を紹介しており、それぞれの作家は、先史時代やものづくりの根源的なあり方を振り返りながら、新たな手法で自然素材や原始的な形態を制作にとり入れていることに特筆される人たちです。
この中のひとり、ピーターマリーゴールドさん。
私たちの山側の立場に立った山の手入れや県産材利用推進の活動に、自分が進める方向性を見出してくれました。6月14日、待望の初来日を果たした彼は、トークショーと実演を見せてくれました。
彼は、ヒノキの香りがとても良く、そのきれいな材質を、心から褒めてくれました。

これからも、間伐材の有効利用を考え、大切な資源を、たくさんの人のために役立てたいと思っています。

展覧会はこちら>http://www.2121designsight.jp/pstfsl/about.html