水と緑の地球環境:気候変動と途上国の森林を考えるシンポジウム

2013年02月20日

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   気候変動と途上国の森林を考えるシンポジウムが今月7、8日、東京都新宿区の早稲田大学国際会議場であった。

 森林総合研究所REDD研究開発センターが主催。「REDD」(レッド)は「森林減少や劣化からの温室効果ガス排出削減」の略称で、途上国が森林保全のために取り組む活動に対し、経済的な利益を提供する「REDD+」(レッドプラス)が気候変動の緩和策として提案されている。

 シンポでは、環境ジャーナリストの村田佳壽子さんが、「シベリアなどで違法伐採された木材が日本の建築資材に使用されている」などと報告。「私たち消費者も事実を知ったうえで正しい商品を選ぶことが大切だ」と強調した。タンザニアやブラジルなどからも研究者らが参加し、森林保全や持続可能な管理のための技術的な課題などについて話し合った。

毎日新聞


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