県産竹・スギの粉で朱肉ケース

2012年5月25日
cryptomeriasaintgilles
県農林水産総合技術センター木材研究所(射水市)は、印鑑大手のシヤチハタ
(名古屋市)と共同開発した新技術で県産の竹とスギの粉を固めて成形し、
高岡漆器のらでん細工を施した朱肉ケースとして商品化した。竹の粉とスギ間伐材の粉を金型に入れて高温高圧下で圧縮し、固めた。石油系プラスチックや接着剤を一切使わない木質100%の成形技術は全国初という。

プラスチックに比べ、比重が高いため重厚感があり、熱に強く変形しにくい。
表面の装飾は、高岡漆器の伝統工芸士が「青貝塗(あおがいぬり)」の技法で仕上げた。本物志向の強い大人の文具市場をターゲットにしている。

読売新聞


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