CO2削減型農法のサクランボ販売 エコ燃料で栽培カーボン・オフセット第2弾 南ア市、シンビジウムでも計画

2012/02/22
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南アルプス市は今春から、剪定せんてい枝で作ったペレットを燃料に、ハウス栽培したサクランボをカーボン・オフセット(相殺)農産物として販売する。昨年度販売Hを開始したトマトに続く取り組みで、サクランボのほかに冬場に向けてシンビジウムの商品化も目指していて、購入者が地球温暖化防止に貢献できる体制づくりを進める。

市地球温暖化対策室によると、カーボン・オフセット農産物は化石燃料の代わりに木質バイオマスを使うことで二酸化炭素(CO2)排出量を削減して作った農産物に、自然エネルギー発電などによるCO2削減量を「オフセット・クレジット」として付加価値を付け、環境省認定のラベルを貼って販売する。消費者は農産物を購入することで、日常生活で排出するCO2の一部をオフセットできる仕組み。

山梨日日新聞


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