かなうわバット入魂 下呂の河原さん、合格や健康書き込み

2012年01月01日
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合格祈願グッズとして知られ、下呂温泉合掌村=下呂市森=で販売されている「か
なうわバット」の「効能」の書き込みが、受験シーズンを前に河原良昭さん(6
6)=同市野尻=の手で行われている。

 バットは1本の間伐ヒノキ材から、本体と輪を削り出して作られる。輪は決して
外れて落ちることがないため、「落ちない」にかけて合格祈願に効果があるとして
販売されている。合格のほか健康、幸せなど計6種類ある。2001(平成1
3)年から累計約1万9000本が作られた。

 河原さんは旧益田郡下呂町職員としてバット発案に関わり、効能書きを担う。昨
年7月から今季の作業を始めた。受験シーズン前の今の時期は作業のピークで、部
屋を閉め切り一本一本墨書していく。河原さんは「1日2時間、50本が限界で
す。受験生の難関突破のため心を込めて書いています」と話している。

 岐阜新聞


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