児童らが活動報告/四国の森づくりinかがわ

2011/10/30
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豊かな森林を守るため、四国4県の連携強化を図るイベント「四国の森づくりinかがわ」が29日、香川県高松市屋島西町の高松テルサで開幕した。初日は児童らの活動発表や専門家の講演などがあり、四国4県のボランティアらは、暮らしにさまざまな恵みをもたらす森林の保全や共生のあり方などを学んだ。30日まで。

 四国4県と四国森林管理局が制定した「四国山の日」(11月11日)に合わせ、2004年から各県持ち回りで開催しており、県内では2回目。

 約250人が出席した開会式では、四国の森づくりに積極的に取り組んでいる6団体を表彰。県内からは児童を対象に自然観察会を開いている「石清尾ふれあいの森フォーラム」と、人と森が共生できる社会を目指して活動する「NPO法人どんぐりネットワーク」が選ばれた。

 活動発表では、屋島東小学校の児童5人が登壇。日ごろの森林学習の成果を報告した後、「森林は私たちが生活する上でなくてはならないもの。今後も森を守る活動を続けていきたい」と宣言した。

 30日は分科会があり、県産木材の製材・加工拠点「かがわ木材加工センター」(高松市)や三豊市の香川用水調整池「宝山湖」、綾川町の竹林整備状況などを視察する。

四国新聞社


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