中国電力、ポーランドで炭鉱メタンガスを利用したCO2排出削減プロジェクトに参加

2011/06/30
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当社は,地球温暖化防止に向けた取り組みとして,ポーランド国の炭鉱におけるメタンガスを利用したJIプロジェクト※に参加しています。(平成20年3月14日,平成22年2月9日お知らせ済み)

当社は,本プロジェクトについて,案件発掘段階から直接調査・交渉を行ってきましたが,昨日,プロジェクトの成果として,第一回目となる約4万3千トンのCO2排出クレジットをポーランド国から取得しましたのでお知らせします。今回の取得は,事業化について炭鉱会社等と共同で検討した当社のJIプロジェクトとして初めての取得であり,また,ポーランド国における炭鉱・メタンガスを利用したJIプロジェクトとして初めての移転となります。

本プロジェクトは,ポーランド国の石炭会社(ヤスチェンベ石炭公社)が所有するボリニア炭鉱内に,坑内から出てくるメタンガスを燃料とする熱と電力の併給設備を設置し,温室効果ガスの削減を目指すものです。当社は,2012年末まで本プロジェクトに参加し,合計約21万トンのCO2排出削減を計画しています。

当社は引き続き,本プロジェクト等を通じて,海外における温室効果ガスの排出削減に取り組んでまいります。

(※)JI:共同実施
先進国同士が共同で実施した温室効果ガス削減プロジェクトにより生じた排出クレジットについて,当事者間で分配する制度。

ecool.jp


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