森林整備を1万2千ヘクタールへと拡大 サントリーが全国で地下水源育てる【熊本】

biz13121018420011-n1サントリーホールディングスは10日、工場で使う地下水の水源を育てるため、全国各地で取り組んでいる森林整備活動「天然水の森」の面積を現在の約7600ヘクタールから2020年までに1万2千ヘクタールに広げる中期目標を発表した。

20年にサントリーグループの工場で必要とする地下水を取るためには、6千ヘクタールの森林が必要と見込んでいるが、その2倍に当たる面積を整備することで社会貢献につなげたいという。

現在、ビールやウイスキー、ミネラルウオーターに使う地下水の水源となっている13都府県、17カ所で「天然水の森」を整備している。それらの森を起点に面積を拡大する。目標の1万2千ヘクタールは、山手線の内側の約2倍に相当する広さで、20年までに約20億円を投資する計画だ。

産経ニュース