のこぎりで間伐作業、小学生が森林体験学習/秦野

2011年12月9日
25_002226.thumbnail
森林資源の大切さを学ぶ秦野市立北小学校(小澤博校長)の「森林体験学習」が
8日、同市羽根の菜の花台園地近くで6年生134人が参加して行われた。
子どもたちはのこぎりを使い、斜面に植林された杉やヒノキなどの間伐作業に
取り組んだ。

 作業での注意事項を聞いた後、軍手にヘルメットをかぶり市森林組合、
北財産区議員、生産森林組合の人たちと斜面に。間伐は植林され15年ほどたった
が、
生育が遅れた杉やヒノキが対象で、指導を受けながら伐採作業を開始した。

 直径約15センチ、高さ4~5メートルの木の根元を子どもたちは交互に
のこぎりを使い「堅い」「うまく動かない」などと話しながら切っていた。
間伐された木は長さ約1メートルほどにそろえ、作業を終えた。

 同小は大正時代から林業体験を実施していたが、一時中断。
1984年から再び5、6年生を対象に森林体験学習を実施している。
これまでに緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞や全日本学校関係緑化コンクール
学校林活動の部入選などを受けている。

カナロコ


タグ: , , ,