水源林を守るパートナーに

2011年04月06日

港南区丸山台の東京ガスエコモ(株)(森川伸一社長)は、横浜市による水源エコプロジェクト「W‐eco・p(ウィコップ)」に参加することを決定し、3月29日に市庁舎で水道局と協定を締結した。

 同プロジェクトは市が山梨県の道志村に保有する水源林を企業の支援を受けて維持管理していくもの。次世代に安全な水道水を残すことと地球温暖化防止が目的。同社は間伐など水源林を維持する費用を寄付し、水道局と協働で平成23年度から3年間で6haを整備する。

 協定締結にあたり、林文子市長と懇談した森川社長は「当社は以前から環境保全に取り組んできたほか、地域密着企業として行政との連携も行ってきた。水源林保全はこの両方を満たし、当社の考えと合致するもの」と評価。整備する水源林は「東京ガスエコモの森」と名付ける予定で、森川社長は「道志村自体との交流を深め、広い意味で安全な水の確保に貢献していきたい」と意欲を示した。同社では見学ツアーなども検討したいとしている。

タウンニュース
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